大阪 レトロな雰囲気漂う『喫茶サンシャイン』でふわふわホットケーキを食べてきた
私用で大阪に行きました。
せっかくなので、"ぽい所"に行きたいと思っていた。
大阪城や通天閣などの観光地ではなく、
なんだか古き良き大阪を感じさせてくれるような、
地元の人に愛されていて、観光客はあまりいないような所に。。。
【アクセス】
最寄り駅: 地下鉄谷町線 東梅田駅
徒歩ですぐ
日興証券ビル地下2階
階段を下りて地下へ
店の外観はこちら
【営業時間】
[月~金] 7:00~21:30(ラストオーダー21:00)
[土] 7:00~18:30(ラストオーダー18:00)
[日・祝] 8:00~18:30(ラストオーダー18:00)
定休日 第3日曜
【公式HP】
『喫茶サンシャイン』
【感想】
「地下街×レトロな店」
というまさに私が求めていたような店を発見し、意気揚々と店内へ。
店内はお客さんも多くいたので写真は自粛するが、
ブラウンで統一された壁や机ではレトロな雰囲気漂わせ、居心地のいい音楽が流れている。
コック姿のいぶし銀なマスターと同年代くらいのおばちゃん。夫婦だろうか。
おばちゃんはアルバイトの女の子達に、手際よく指示を出している。
関西弁の会話が行き交う店内。
大阪に来たのだなぁと思いながら、メニューを注文。
(メニューの写真を忘れました)
せっかく見知らぬ土地に来たのだから、普段は注文しないものを食べようと思った。
そう、ホットケーキ
思えば、私とホットケーキの関係性は冷えきっていた。
私にとって彼女は出されたら食べるものであり、ホットケーキを食べたいという感情が芽生えたことはこれまでない。時にぞんざいに扱ってしまったかもしれない。
たまたま訪れた大阪の地、レトロな店の雰囲気という非日常なシュチュエーションも相まって、彼女との関係性を見つめ直そうと思った。
ホットケーキの前にセットのカフェオレがきました。
それから間もなくしてホットケーキがやってきました。
熱々なので、すぐにバターは熱々のホットケーキのリンクの上を滑って行ったしまった。
厚さ、焼き加減、ふわふわ感、甘過ぎない生地、バター、そのどれもが絶妙と言わざるを得ない。
ひと口食べた時の満足度が高い。
世代を越えた普遍性を感じる。
メープルシロップもクセが強くなく、甘さも控え目で、でもホットケーキを確実にひとつ上のステージに上げる。
いっちばん、好きなタイプのやつ。
幸福な気分に満たされ、食事を終えてカフェオレを啜っていると、
身の上話を報告し合う3人組の女性、愛を語らい合うカップル、新聞を広げながら難しい顔をするスーツ姿の男性、来るシーズンの阪神について議論するおじさん達。
行き交う会話は関西特有のイントネーションで放たれ、
あぁ、大阪に来たのだなぁ
と実感した。
いい店や。
美味しいホットケーキと、雰囲気に陶酔しきった私はふと、
村上春樹が読みたい
と思った。
おそらく、私が想像する村上春樹の世界感に近いものがこの店にはある気がする。
無論、村上春樹に関する知識はほぼない。
しかし、それでもいいじゃないか。だって、
完璧なブログなどといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
店内に漂う、古き良き時代のレトロな空気を鼻から目一杯吸い込み、いざ店を出ようと会計へ。
入ってました、最先端の決済方法Paypy払い。
店の雰囲気や料理などの根幹はしっかりとしたこだわりを見せつつも、
時代の流れにも、しっかり着いていく商売のうまさ、学ばせてもらいます。
【合わせて読みたい】
大阪編です。