「ツイスト理論」なるものを考案したのでおすすめしたい

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偏頭痛という名の悪魔

 

偏頭痛というものをご存知だろうか。片頭痛と表記されることもある。

ローマ字表記ではどちらもHENNZUTUU。

 

ぎっくり腰のことをドイツでは魔女の一撃と呼ぶそうだが、私にとって偏頭痛は悪魔そのものだ。

 

奴は突然やってくる。

 

ドラマや映画のように丁寧な導入や、お膳立てなどはなく、

突然、前触れなくやってくる。

 

偏頭痛の痛みはよく

 

ズキン、ズキンとした脈打つ痛み

 

と表現されることが多い。

 

個人的にはズキン、ズキンではなくて、

ドクドクだったり、ギュンギュンといった痛みのような気もするが、

とにかく、脈打つような痛みではあることに違いはない。

 

それはまさに

 

 

 

 

 

 

拷問。

 

中世ヨーロッパに用いられていた、頭蓋骨粉砕機という拷問器具をご存じだろうか。

 

それは鉄製でヘルメットの形をしており、

ヘルメットの上部にはネジのようなものと、

そのネジを締めるためのハンドルが着いている。

 

ヘルメットを人の頭に被せ、ハンドルを回すと、

ヘルメット部分が締まり、頭部が圧迫されるというもの。

 

現代の万力に似たものだ。

 

ハンドルを締め続けると、どうなるかは想像に難くない。。。

 

 

中世にはこのような拷問が行われていたのかと考えると、なんとも恐ろしい。

 

偏頭痛の痛みはこれに近いものがあるのではないかと思う。

 

そして、ハンドルを握るのは悪魔そのもの。

 

ハンドルを締め続けられるということはないが、

締められては緩められ、緩められては締められる。

これが延々と続く。

 

悪魔はとっても気分屋なので、

締め付け具合はその時々によって違うし、

痛みの続く時間も数分で終わることもあれば、1時間単位に及ぶこともある。

 

 

ギコ、ギコ、ギコとハンドルを締められる。

 

 

そんなムラッ気にまみれた偏頭痛に見舞われる度に、私は精神が乱される。

 

突然訪れる頭痛、

いつまで続くか分からない恐怖。

原因の分からない痛みに対する絶望感。

 

いってえええええええ、

 

いつまで続くの? 

はッ?

なんなの?はッ?

 

何がしたいの?バカなの? 

 

このやろおお、、あsdfghjkl;:くぇrちゅいおp

 

毎回怒り狂い、精神を乱される。

 

しかしある時、私は気づいた。

偏頭痛に苦しめられる私には、不当な過払い金が発生していることに。

 

状況を整理しよう。

 

1. まず偏頭痛が発生し、その痛みに苦しむ

 

上の例でいえば、

「いてえええええええ」

 の部分がこれにあたる。

 

2. そしてその痛みに起因するストレスにより苦しめられ、精神を乱す。

 

上の例でいえば、

「いつまで続くの? 

はッ?

なんなの?はッ?

 

何がしたいの?バカなの? 

 

このやろおお、、あsdfghjkl;:くぇrちゅいおp

 」がこれにあたる。

 

1.は分かる。これは仕方がないものだ。

 

しかし2.はなんだ?

 

偏頭痛に見舞われることで、偏頭痛による痛み以上に苦しめられていないか。

 

不当な過払い金の発生だ。

今すぐ清算したい。

 

なぜ、不当な過払い金が発生してしまうのか。

 

私は2分に及ぶ熟考の末、ある思考法を編み出し、

「ツイスト理論」と名付けた。

 

この「ツイスト理論」を活用することで、

不当な過払い金の発生を抑え、

不必要に苦しむことがなくなるはずなので、ぜひともおすすめしたい。

ツイスト理論

「ツイスト理論」の説明をする前に、

上で述べた偏頭痛の例をさらに拡張し、一般化したい。

 

1. あるネガティブな事柄が発生する。

 

ネガティブな事柄は偏頭痛でも、ブログが書けなかったでも、仕事がつらいでも、恋人と別れたでもなんでもいい。

 

2. そして、その事に起因するストレスを受ける。

 

原因不明の痛みに対する怒り。

ブログが書けなかったことによる焦り、嫌悪感。

自分には能力がないのではないかという劣等感。

自己肯定感の低下。

 

ここで生じたストレスは、さらに不安を煽り次なるストレスを発生させる。

そして自暴自棄になり、暴飲暴食を繰り返し、悪循環へと堕ちていく。

 

このような不当な過払い金によってネガティブの借金地獄に陥る前に、

あなたを救うのが「ツイスト理論」なのだ。

 

「ツイスト理論」は至ってシンプルである。

 

自分の身に降りかかるネガティブな事象に対して、テキトーな理由をつける。

簡単に言うとこじつけだ。

 

なぜ、不当な過払い金が発生してしまうのか。

 

これは、原因が分からないことに対する苛立ちや、

先の見えない、いつ終わるか分からないことに対する不安

こういったものに起因するのではないかと考えた。

 

そこで、ネガティブな事象にとにかく理由をつけ、自分を納得させる。

 

そうすることで、必要以上に苦しまなくなるというものだ。

過払い金を発生させないことが重要だ。

 

注意点は、ネガティブな事柄の発生そのものを防ぐものでは無いことだ。

残念ながら生きていれば、間違いなくネガティブなことが訪れる。

 

犬も歩けば棒に当たる

 

ネガティブなことが起こった時に、それにとにかく理由をつけ

必要以上に苦しまないようにする、

 

そんなサステイナブルでダイバーシティあふれる理論。

 

それが

 

「ツイスト理論」

 

なのだ。

 

「こじつける」を英語では「twist thing around」と表現すると

グーグル先生が教えてくれたので、「ツイスト理論」と名付けた。

 

理論なのかという質問は受け付けない。

検証実験

では、この「ツイスト理論」をどのように活用していくか

具体例を交えながら、紹介していきたい。

 

偏頭痛に見舞われた時には、

 

何がしたいの?バカなの? このやろおお、、あsdfghjkl;:くぇrちゅいおp

 

と発狂するのではなく、

 

この痛みは私のものであって、私のものでない。

中世を生きた私の祖先の痛みだ。

彼はとても素敵な行いをしたが、時代にそぐわなかったために、

拷問されることになった。

 

私の偏頭痛は、彼が受けた拷問の名残だ。

苦しむべきものでなく、むしろ誇るべきものなのだ。

 

 

このように、とにかく理由をつけていく。

 

 

ブログが書けなかった時には、

 

 

私にブログが書けなかったということは、

他の誰にも書けなかったという事だ。

そもそもブログなどは存在せず、

ただただ概念がそこにあるだけだ。

 

新たにブログを書き始めた時、そこにブログが生まれる。

よってブログが書けなかったなどと苦しむ必要は微塵もない。

ブログなど存在しないのだから。

 

 

これでいける。

 

 

仕事に失敗した時には

 

失敗したということは、成功しなかったという事だ。

失敗か成功か、この2択において今回は失敗となった。

しかし2択なので打率は5割、イチローよりはいい打率だ。

 

 

これでいける。

 

 

恋人にフラれたときは

 

恋人と別れるというのは、

大概フるか、フラれるかの2択。

 

今回フるか、フラれるかで、フラれただけ。

2択なのだからフラれることもある。

 

 

言うなれば、それはチンケな泥試合。

きっとそれは、フラフラフラフラミンゴ。

 

 

これでいける。

 

いける。

 

いける。

 

なんだかとってもいける気がしてきた。

 

 

 

 

 

そして昨夜。

 

またしても、音も立てずに奴がやってきた。

 

 

そう、偏頭痛。またの名を悪魔。

ローマ字表記ではどちらもHENNZUTUU。

 

しかし、今回の私はこれまでとは違う。

 

自ら「ツイスト理論」を考案した私は、

むしろこの時を待っていたとも言える。

 

ついに「ツイスト理論」を活用し、その効果を実証する時が訪れたのだ。

 

待っていたよ、悪魔くん。

心ゆくまで拷問してくれ。

私は逃げも隠れもせず、ここに鎮座しよう。

 

しかし悪魔くん。

残念ながらこれまでのように、

私の精神までを乱すことは決して出来ない。

 

なぜなら私には

 

「ツイスト理論」

 

があるからだ。

 

確かに痛みは受けるが、心の中は至って穏やか。

なぜなら、この痛みの原因を私は知っている。

 

中世という乱世を懸命に生きた祖先の痛みだ。

善良なワタクシは彼の罪を、身をもって償おう。

 

むしろ償わせていただきたい。

 

 

押し寄せる痛みとは対照的に、

心の中には穏やかな波音を立てるきれいなビーチが広がるはずだ。

そして遠くの方で、カップルが水の掛け合いっこをしている。

心地よい風にシャツははだけ、私はウクレレを弾くだろう。

 

なぜなら私には

 

 

 

 

 

 

「ツイスト理論」

 

があるからね、

 

 

 

 

 

 

 

 

フハハハHA、

 

 

 

 

HA。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

理不尽に訪れる暴力的な痛みに普通にキレた。

 

ここに「ツイスト理論」の限界を感じた。