英語の勉強に悩んでいるあなたへ ~バイリンガルニュースのすすめ~

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英語の勉強が続かなくて自己嫌悪に陥っている人や、諦めかけている人におすすめのコンテンツを紹介します。飽き性の私でも5年近く続いています。 

英語の勉強が続かない

英語の勉強を頑張ると決意したのに、続けられない。。。そんなことありませんか?

冷静に考えてみると、「頑張る」≒「頑張るほど大変なこと」であり、毎日の仕事終わりにわざわざ大変なことを続けることが難しいのは当然です。あるいは自由な時間が多い大学生にとっても、あえてその自由な時間で大変なことをするというのは中々根気がいります。 

例えば受験勉強のように、「テストの当日までに、志望校に合格するレベルの英語力」といったような明確な目標が存在すれば英語の勉強を続けることができるかもしれません。

しかし、大学生や社会人の方にとってはそのような明確な目標や動機を持たない方も多いのではないでしょうか。そんな方にとって英語の勉強を続けることは、至難の業です。

中身のないものは退屈

なぜコツコツ英語を勉強することができないのでしょうか。

まずは有名な英単語集DUOの例文をご覧ください。

 

Bob was so beside himself that he could scarcely tell fact from fiction.

(ボブはひどく取り乱していて、現実と虚構の区別がほとんどできなかった。)

 引用元: DUO 3.0 著 鈴木陽一

 

この英文を読んで、ボブが大変な状態であることは想像できます。

しかし、なぜボブはこれほどまでに取り乱しているのでしょうか。現実と虚構の区別ができないのですから相当取り乱しています。精神錯乱状態です。全財産を失ったのでしょうか、信頼していた恋人に裏切られたのでしょうか、あるいはトイレの便座から立ち上がろうとしたら、お尻がはまり立ち上がれないことを悟ったのでしょうか。

真相は闇の中です。

もっと言ってしまえば、

 

ボブって誰?

 

このような例文を覚えることで英語を勉強するというのは、相応の根気や強制力がないと続けられません。単語や熟語を勉強することが大切なことは十分わかりますが、自由な時間の多い大学生や、仕事終わりに勉強する社会人がコツコツ続けるモチベーションとしては、ボブでは少し荷が重すぎやしませんか。 

バイリンガルニュース

そこでおすすめなのがバイリンガルニュースというポッドキャストです。

なぜおすすめなのかというと面白いからです。ちょっとあほっぽいのでもう少し説明すると、無理なく気づいたら英語が身につくという環境を提供してくれるからです。

根底には、英語を身につけるには、英語に多く触れること、継続は力なりという思想があります。

私が初めてバイリンガルニュースに出会ったのが5年前。エピソードも10個もなかったかと思います。飽き性の私でも5年近く聴き続けています。 

 

バイリンガルニュースのWebサイトはこちら。

bilingualnews.jp

 

バイリンガルニュースがどういったものなのか簡単に説明します。

 

マミとマイケルという謎の2人が、「バイリンガル会話形式」という、独自の形式で世界中の様々なニュースを教えてくれます。毎週木曜日にポッドキャストで配信されています。

「バイリンガル会話形式」というのは、マミちゃんが日本語で話し続け、マイケルは英語で話し続けるというものです。マイケルの英語の問いかけに、マミちゃんは日本語で返答します。

これが中々画期的で、マイケルの英語が全部理解できなくても、マミちゃんの日本語を聞くことでどんな英語だったのか予想できます。これを続けていくことで、少しづつ英語に耳が慣れていき、知らぬ間に英語が身についていきます。もし2人とも英語で話していたなら、私がバイリンガルニュースを聴き続けることはなかったでしょう。

 

扱っているテーマは、政治や社会問題、科学、宗教、性、エンタメ情報や映画、その他日常生活の事など多岐に渡ります。性といってもジェンダー問題のような高尚な話ばかりでなく、普通にただの下ネタであることも多いです。笑

この扱うニュースとそれについて2人が話す内容がとにかく面白いのが、私がバイリンガルニュースをおすすめする一番の理由かもしれません。

 

例として、2018年9月27日のトピックを順にみてみましょう。

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フェイスブックPTSD 

PTSDとはPost Traumatic Stress Disorderの略称であり、心的外傷後ストレス障害と訳されます。今や誰もが知ってる巨大SNSフェイスブックとPTSD。現代社会が抱えるなかなかシリアスな内容かもしれません。

 

他人の性生活

 おや?なんだか怪しくなってきました。「人のセックスを笑うな」という観たこともない映画のタイトルが頭をちらつきます。

 

うんち人間

突然のうんち人間。タイトルの圧倒的な破壊力。鬼の何それ感。

大切なことはクソ人間ではない事です。もしタイトルがクソ人間だったなら、ただのクソ野郎なやつのクソエピソードなんだろうなで終わってしまいます。

うんち人間なのです。もしかしたらついに人類は出会ってしまったのかもしれません。体の構成成分がうんちでできている新人類に。

(既にすべて聴いていますが、妄想で書きました。どんな内容かは本編を聴いてみてください)

 

なんでそんなこと知ってんの?そんなニュースどこから仕入れてきたの?というような内容が毎週配信されているのがバイリンガルニュースなのです。

 

さらに今回は詳しく書きませんが、特別編ではいろんな業界の専門家がゲストとして登場します。JAMSTECやつくばの高エネルギー加速器研究機構、ドイツはミュンヘンのマックス・プランク地球外物理学研究所の研究者の方々や、突然クリスタル・ケイやニコラス・ペタスが出てきた事もありました。

 

よく言語を身につけるには、その国の友人や恋人を作るのが一番早いと言われますが、これはその人とコミュニケーションをとりたいという自発的な欲求があり、その次に(手段として)言語があるからなのだと思います。しかし現実的には海外の友人や恋人はすぐにできるものではありません。

 

そんなときのうんち人間なのです。なにそれ?面白そうがまずあって、その内容を知りたいと英語を聴くようになるのです。それができるのがバイリンガルニュースです。

英語の勉強に悩んでいたり、諦めかけている方、英語を勉強せずに身につけてみてはいかがでしょうか。 

※時事ネタが多いので生真面目にエピソード1から聴く必要はないと思います。最新のものや気になるタイトルのものから聴くのがおすすめです。

  

 

どうかボブの精神が安定しますように。